四季折々

  • 2018年09月06日(木)

    見えてきた秋の星々

    台風が通り過ぎた9月4日(火曜日)の夜,久しぶりの晴れ間に秋の星々を探してみました。

    H300904秋と冬に見える天の川と天体ドーム
    天体ドーム越しに北東の空を見ると,秋の代表的な星々がありました。
    天体ドームのすぐ上にはアンドロメダ銀河が,その左にはカシオペア座が見えました。
    夏ほど濃くはないですが,秋に見える天の川も見ることができました。

    H300904天の川・夏の大三角と天体ドーム線入り
    ほぼ真上には,夏の大三角と天の川が見えました。
    夏の星々ですが,まだ十分に見ることができます。

    H300904火星など
    7月31日(火曜日)に地球へ最接近した火星ですが,まだ赤く明るく輝いています。

    秋になると空気が澄み,星が見やすくなります。
    気温も下がるので,快適に星を見ることもできます。

    晴れた日の夜,秋の美しい星空を見上げてみてはいかがでしょうか。

    教科教育研修課 内 祥一郎
     

  • 2018年08月15日(水)

    鹿児島県総合教育センターに現れたペルセウス座流星群

    今年は8月12日夜から13日の早朝にかけて,ペルセウス座流星群が多く現れるという予想が出ていましたので,観察と撮影をしました。

    H3000812天の川とペルセウス座流星群_210143HP
    21時過ぎに南の空を見ていたら,天の川からこぼれ落ちるように流星が流れていきました。
    教育センターの屋上では,21時からの1時間で4つの流星を見ることができました。

    今回のペルセウス座流星群の極大(最も多く見える時間)は明け方にかけて見える数が増えるという予想がありましたので,タイマーを使って撮影しました。
    一時的に小雨が降る可能性がありましたので,第1研修棟と第2研修棟をつなぐ渡り廊下から撮影しました。
    H3000812ペルセウス座流星群と第3研修棟3枚合成
    ガラス窓越しに撮影したので,渡り廊下の蛍光灯などが写真に写り込んでしまいましたが,第3研修棟の上にいくつか流星が写っていました。
    そのうちの3つを1枚の写真に合成しました。
    ある1点から広がるように3つの流星が写っています。
    この点を「放射点(輻射点)」といいます。
    この点がペルセウス座付近にあるので,この流星群には「ペルセウス座流星群」という名前が付いているのです。
    ちなみに上の写真にはアンドロメダ銀河も写っています。

    H3000812ペルセウス座流星群と天体ドーム_180813_010322
    天体ドームの近くを流れる流星も写っていました。

    今回は台風の影響か雲が多かったのですが,新月の翌日で月明かりがなかったので,雲がない時にはきれいな流星を観察したり撮影したりすることができました。

    H3000812夏の大三角HP用
    流星以外に,夏の大三角と天の川を見ることができました。
    今年大接近した火星以外にも,たくさんの星を見ることができます。
    晴れた日の夜,学校で学習したことを思い出しながら,星空を眺めてみてはいかがでしょうか。

    教科教育研修課 義務教育研修係 内 祥一郎

  • 2018年08月07日(火)

    頑張るお父さん!

    じりじりと照りつける太陽。空にこだまするセミの声。                                                                                                 8月に入った途端,暑さも5割増し??                                                                                          まさに「夏が来た!」という感じです。                                                                                                                                                                                                       そんな中,先週金曜日(8月3日)に行った「職員の子どもによる職場見学会」には,元気な子どもたち4人が来てくれました。

    IMG_5600                                                                                                 

     

     

    普段とは違うお父さんの表情に少し緊張しながらも,真剣なまなざしを向ける子どもたち。                                                                                                        頑張るお父さんの背中は,いつも以上に大きく見えたかな。

    IMG_5606                                                                                                      

     

    仕事参観のあとは,加藤博士によるロケットづくり教室。                                                                                                                                         自分で作ったロケットが飛んだ瞬間の嬉しそうな笑顔は,太陽より眩しく輝いていました。 

    IMG_5610

    IMG_5611                                                                                                                

     

    毎日,仕事に忙しいお父さんだけど,みんなの笑顔が疲れを癒やしてくれます。明日からも頑張るお父さんを応援してくださいね。                                                 ※ 加藤博士は,教科教育研修課の研究主事です★                                                                                                                                                                 

                     企画課 東 津矢子

                                                                                                        

  • 2018年08月06日(月)

    15年ぶりの「西郷星」

    今はいろんな惑星を見るのに大変いい時期です。
    そこで,8月3日(金曜日)の21時頃に,いろんな惑星を観察してみました。
    H300803西の空に見える金星,木星
    西の低空に金星が輝いていました。
    上の写真では雲と重なっているためあまり目立ちませんが,-4.2等の明るさです。
    この日見えた星の中では,最も明るく輝いていました。
    南の方へ目を移すと,春から見えている木星が輝いていました。
    また,春の星の代表アークトゥルスもまだ見ることができました。

    H300803火星と土星
    南の空には土星と火星が見えていました。
    鹿児島市の明るさにも負けない明るさでした。
    特に,この日の火星の明るさは-2.7等で,かなり明るく輝いていました。
    これだけ明るく輝くのは2003年以来15年ぶりだそうです。
    その火星を,屋上の望遠鏡で観察しました。
    薄雲が出ていたのであまり鮮明に見えませんでしたが,なんとなく地表の様子が分かりました。

    そこで,より詳しく地表の様子を観察するために,VTRで撮影し,パソコンで画像処理をしました。
    H300803火星パソコン処理ミラー処理済
    望遠鏡で見ると,星の左右上下が逆に見えますが,上の写真は,それを修正してあります。
    地表の色の濃い部分と薄い部分が確認できます。
    また,ドライアイスと氷の塊である「極冠」が画面の右下に見えます。

    火星は別名「西郷星」とも言われます。

    西郷さんが城山で亡くなったときも今年の火星のようにかなり明るく輝いていました。
    当時,この明るい星を望遠鏡で見ると西郷さんが見えるという噂があったようです。
    そのことから,火星を「西郷星」というようになりました。

    最接近は7月31日でしたが,夏休みいっぱいは観察しやすいと思います。
    まだご覧になっていらっしゃらない方は,是非望遠鏡でご覧になってください。
    もしかしたら西郷さんが見えるかもしれませんよ。

    教科教育研修課 義務教育研修係  内 祥一郎

     

     

  • 2018年07月30日(月)

    雲に隠れた皆既月食

    7月28日(土曜日)早朝,約半年ぶりに皆既月食がありました。
    今回の皆既月食は,皆既のまま月が西に沈むという珍しいものでした。
    当センター屋上の望遠鏡を使って,その様子を撮影しました。
    皆既月食始め
    部分食が始まりました。
    望遠鏡を使って撮影しているので,前後左右が逆に見えています。

    皆既月食かなり欠けてきました
    その後,かなり欠けてきた様子です。
    このあと,もう少しで皆既月食になります。

    しかし,雲がみるみる広がってきて,月を覆ってしまいました。
    残念ながら皆既月食になった月を見ることはできませんでした。

    雲の向こうの皆既月食
    カメラの感度を上げて,月を探してみました。
    薄い雲の向こう側に皆既月食の月があるはずなのですが・・・
    普段の月は明るいので,薄い雲に覆われても見ることができますが,地球の影に隠れて暗くなっている月を見つけることはできませんでした。
    残念ですが,天気が悪いのは仕方ありません・・・

     

    欠けていく月(3分おき)
    3分おきに撮影した月を合成しました。
    雲に隠れている月は写っていません。
    徐々に月が欠けていく様子がわかります。

    次に鹿児島で皆既月食が見られるのは,2021年5月26日です。
    この皆既月食は,東の空に上ってきたときには既に部分食が始まっている珍しい月食になります。
    かなり先の話ですが楽しみです。

    教科教育研修課 義務教育研修係 内 祥一郎

  • 2018年07月26日(木)

    キバナコスモスの花

    第3研修棟横の花園にキバナコスモスの花が咲きました。
    キバナコスモスは,キク科の一年草でコスモスの仲間。耐暑性が強く,6月から11月頃まで花径5cm程度の花をつけます。 

    キバナコスモス1 キバナコスモス2

    このキバナコスモスは,今年2月に当センター職員が秋田県東成瀬村の中学校を訪問した際に頂いた種を播いて開花したものです。
    東成瀬村では小中連携教育の一環として,学校周辺や村道,国道沿いにキバナコスモスを植栽する活動を行っています。地域の方々の協力を得ながら,植栽だけでなく,夏場の雑草除去や秋の種採取まで小・中学生で行います。
    頂いた種はその活動の成果物。鹿児島の地でもしっかりと花をつけました。

    キバナコスモス3

    キバナコスモスの花言葉は「野生美」。夏場の厳しい環境の中でも,鮮やかな花を次々と咲かせ続ける力強さに由来するといわれます。
    変化の激しいこれからの社会を子供たちが力強く生きていく――未来の創り手に必要となる資質・能力を学校教育を通じて育むために,当センターではこの夏も様々な研修を行っています。

  • 2018年07月12日(木)

    夏の初めの星空

    7月9日(月曜日)午後9時頃,久しぶりに晴れていたので,星空の写真を撮りました。

    H300709木星とさそり座ブログ用
    南の空を見ると,夏の星座として有名な「さそり座」と「木星」が見えていました。
    鹿児島市中心街の明るさに負けないぐらい輝いていました。

    H300709木星とアークトゥルスブログ用
    天頂付近を見ると,春の星座として有名な「うしかい座」の一等星「アークトゥルス」が輝いていました。
    4月の頃は,この時間には東の空に見えていました。
    3か月間で随分見える位置が変わりました。

    H300709土星と天の川ブログ用
    東の空にはアークトゥルスの代わりに,うっすらと「天の川」が見えていました。
    上の写真の左上から「土星」にかけて薄い雲のように広がっているのが天の川です。
    鹿児島市内は明るいので,天の川は見えないと思いがちですが,条件がそろえば天の川を見ることができます。
    (この写真は,分かりやすいように写真を調整しています。)

    梅雨の間に,見える星々は随分変わりました。
    もうしばらくすると,この時間でも地球に大接近する火星を見ることができます。
    星空を見上げて,季節を感じてみてはいかがでしょうか。

    教科教育研修課 義務教育研修係 内 祥一郎

  • 2018年06月27日(水)

    「衝」となる土星,輝く木星と金星

     6月27日(水曜日),土星は地球を挟んで太陽と反対側に位置する「衝(しょう)」の状態になります。
     土星が一晩中観察できる時期となりましたので,梅雨の間の晴れ間に当センターの望遠鏡とビデオカメラで撮影してみました。
    20180624205201_pippA_01_blog
     6月24日の午後9時前に,東の空の低い位置に見えていました。
     大気の状態が悪く,土星がまるで旗のようにはためいて見えていましたが,土星らしいしっかりとした「輪」は見えていました。

     南の空の比較的高い位置には木星も輝いていました。
    20180624200009_g3_ap125_R_01_blog
     高い位置に見えているため,土星よりも大気の影響を受けず,縞模様も大赤班もはっきりと見えていました。

     西の空には宵の明星(金星)が見えていました。
    20180624201031_R_blog
     金星の表面は雲で覆われているため,地表の様子を見ることはできませんが,かなり明るく輝いていました。

     これらの星々に加え,約1か月後の7月31日には久しぶりに火星が地球に大接近します。
     この夏は,子供たちが喜びそうな天文現象が多く見られます。
     50年経った教育センターの望遠鏡も今年の夏は大活躍しそうです。

    教科教育研修課 義務教育研修係 内 祥一郎

  • 2018年06月25日(月)

    総合教育センターの生き物たち④

     総合教育センター玄関には,水槽が三つあり,主に近隣の川などから採集した生きものを飼育・展示しています。

    DSC_0045

     写真左の水槽はイモリの飼育・展示。イモリは成体で体長10cm前後。腹面が赤色で黒い斑紋がみられることからアカハライモリとも呼ばれています。

    DSC_0038

     研修等で来所された際は,是非お立ち寄りください。元気なイモリたちが待っています。

    DSC_0033

  • 2018年05月17日(木)

    県総合教育センターの望遠鏡が捉えた木星

    当センターの天体ドームにある望遠鏡とビデオカメラで木星を撮影しました。

    bouenkyou
    当センターは今年開所50周年を迎えます。
    開所当時からある天体望遠鏡は現在も現役で頑張っています。

    H300514_jupiter_and _Satellite
    5月9日は,木星が地球を挟んで太陽と反対側の位置(これを「衝」といいます)にあり,観察し易くなりました。
    そこで,望遠鏡とビデオカメラを使って5月14日に木星を撮影してみました。
    木星と一緒に,木星の衛星(木星の下:左からエウロパ,ガニメデ,カリスト,木星の上:イオ)が写っています。

    H300514jupiter01
    撮影した画像をパソコンで処理しました。
    木星にある「大赤斑」も見えています。
    50年経った望遠鏡ですが,今でもここまでしっかり見ることができます。
    今後もこの望遠鏡を研修等に生かしていきたいと思います。

    教科教育研修課 内 祥一郎